2021-01-01から1年間の記事一覧

走るということ(村上春樹インタビュー)

──作家になられたのとほぼ同時期に、ランニングも始められています。作家のなかには、散歩の途中に書きたいものが思いつく方がいます。歩くときのリズムが丁度いいらしいです。ご自身が走るとき、執筆のことは考えますか。 「まったくないですね。走るときは…

ブルースとロード(巡業)

「ブルースはロード(巡業)で稼ぐ。ポップスはヒット作が出るとすごいが、仕事の減りも早い。ブルースはヒット作の代わりにロードで稼ぐから息が長い。家族と家と車と少しいい思いができればそれでいいのがブルースなんだ。」 ー読売新聞[時代の証言者シリー…

悪への衝動

「悪への衝動 (人間生来の本能、とくに性欲から生まれるところの傾向) をはなはだ良いと呼べるのか、との疑問に対して、「この衝動がなかったならば、人は家を築き、妻をめとり、子をもうけ、生計を営むことは不可能である」との解答が与えられた」 「ゆえに…

失敗の価値

「モノ作りには失敗することにかける金と労力が必要。 失敗を知って乗り越えたモノなら、それはいいモノだ」 「本気の失敗には価値がある」 ー小山宙哉『宇宙兄弟』 (11巻、ムッタの台詞)より 宇宙兄弟(1) (モーニングコミックス) 作者:小山宙哉 発売日: …

不幸

「不幸なのは自らの手で「不幸であること」を選んだから。不幸の星の下に生まれたからではない。「不幸であること」が自身にとっての「善」だと判断したのである。」 「不幸自慢をする人は、不幸であることによって「特別」であろうとし、不幸であるという一…

苦悩

「苦悩そのものに意味がある。苦悩なくして人間は成長しえない。苦悩そのものが人間のなしうる最も人間的な行為である。」 「「正しく悩み抜かれた苦悩」だけが、人に成長をもたらす」 「自己愛的な、「苦悩のための苦悩」は、人生を停滞させるだけである」 …

言葉の「正しさ」では人の心は動かない

「コミュニケーションの目的は、最終的には、自分を理解してもらい、相手の行動を引き出すことにある。だが、理論武装をして相手を説得しようとしても意味がない。“論破”はできるかもしれないが、相手の心はより頑なになり、お互いのメリットになるような行…

恋愛は腹八分

「恋愛で心得ておかなければならないのは、『腹八分目』ということだと思います。 腹八分目とはこういう意味です。『相手に完璧を求めないこと』。相手は違っていて当たり前。お互いの理解度80%、つまり腹八分目で『よし』とするのが恋愛をうまく進める、よ…

欲望の肯定

「欲望に知性を加えることで、エネルギーが生まれる。 欲望に感謝を加えることで、愛が生まれる。 欲望に愛を加えることで、貢献が生まれる。」 ー空海 心訳 空海の言葉 作者:松永修岳 発売日: 2013/06/28 メディア: 単行本

凡人と賢人

「凡人は周りから浮いていることを恥じ、 賢人は細かいことを気にする自分を恥じます。 凡人は外見が地味であることを恥じ、 賢人は中身が伴っていないことを恥じます。 凡人は自分の評価が低いことを恥じ、 賢人は自分の才能が使い切れていないことを恥じま…

運命とは

「誕生時に与えられた可能性が『命』。 それが開花するまでの過程で、遭遇する数々のチャンスが『運』。 この二つが合わさったとき、『運命』となる。」 ーさいふうめい『「運」の法則を読む』より 「運」の法則を読む―不運さえも味方にできる! (サンマーク…